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いそ生活

不文律の文

0404

桜が咲いていた。誰もいない公園に、誰もいない道に。誰もいない街?そうなら良いけど。

センチメンタルな季節だ。死にたいと生きたいを繰り返しながら、私は今年も生き続けるんだろうな。

 

そっと確実に訪れる幸せが街に充満している。

それが春であり、桜が象徴してるのも同じことなんだろう。

桜は確実に散っていく、散っていくんですよ。綺麗なのは確かだけれど、桜を見るたびに感傷的になり、下を向いてしまう。散った花弁が落ちている。

 

「願はくは花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」

桜の樹の下には屍体が埋まっている」

やっぱりそうなんだろう。

私も桜の下で死にたいかもしれない。美しく死にたいかもしれない。そんなこと、できないかもしれない。